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不安や恐怖の正体を把握する

今日は実際の心理臨床場面でのことを書きたいと思います。

私たちが日々お会いするクライエントさんたちは、「変わりたい」と思い、来談されます。一方、みなさんも経験されているように、変わりたいけど変わることに対する不安がせめぎあい、葛藤することも少なくありません。

なぜかということですが、私が思うに、新しいチャレンジはうまくいく保証はありません。また、情報が少ないと実態が見えないといったこともその理由の一つに挙げられます。よって、その物事に関する情報収集をしたりして、少しずつ実態をつかんでいきます。

たとえば、こんな例があります。
暗闇で蛇に遭遇したと思い、恐怖で足がすくんだ。しかし、灯りをつけるとそれは蛇ではなく、ただのロープだった。灯りをつけたことにより、蛇の正体が明らかになったわけです。灯りをつけるという行動をとったことにより、実態把握が可能になったのです。

カウンセリングでもこうしたプロセスを経過するように思います。恐怖や不安を感じている場合、その奥にあるものは何なのか。勇気を出してその正体を把握しようとする、そのプロセスをお手伝いしていくのが、私たち心理士の仕事だと考えています。

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(文責:福原)

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