みなさん、こんにちは。
大阪市内の今日は、昨日よりもあたたかいですが、みなさんのお住いのところのお天気はいかがでしょうか?
こちらのブログで10月に、認知行動療法(行動療法)の用語を具体例を挙げて少し解説しました。
今回は、だいぶ日が空いてしまいましたが、その続きになります。
よければ10月13日のブログもご参照ください!
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以下、前回ブログで取り上げて『おさらいしてくださいね』とだけお伝えした用語(+α)について、解説していきます。
(引用・参考図書『はじめて学ぶ行動療法:三田村仰著』)。
*「好子」
行動の直後に呈示されると、その行動の生起頻度を増やす刺激のこと。
*「嫌子」
行動の直後に提示されると、その行動の生起頻度を減らす刺激のこと。
*「強化」
・オペラント強化
ある行動にある結果事象(刺激や環境の変化)が随伴することによって、同様の文脈におけるその行動の将来の生起頻度が増加する(もしくは維持する)プロセス。
・レスポンデント強化
複数の刺激、特に条件刺激と無条件刺激が対提示され、この繰り返しにより、条件刺激のみの提示で条件反応が誘発されるようになること。
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私たちは、カウンセリングの中でも学んだことを活かし、そのままの専門用語ではなく、容易な言葉で言い換えたり、クライエントさんに伝わりやすいように工夫してお伝えしていきます。実は、ここも心理士(心理師)や対人援助職の仕事の大切な部分です(次回③に続く)。
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(文責:福原)