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転移と逆転移

こんにちは。
今日は風もあって少し涼しいなと感じていますが、みなさんがお住いの地域はいかがでしょうか。

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本日は、<転移/逆転移>について確認しましょう。

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精神分析の過程で、患者が分析家に対して愛情や憎しみといった感情を向けるようになったり、逆に分析家が患者に対してそういった感情を向けるようになることがあります。そのような感情を<転移感情>と呼びます。また、前者の「患者→分析家」の感情が介在した関係そのもののことを<転移>と呼び、さらに後者の「分析家→患者」の感情が介在した関係そのものについては、<逆転移>と呼びます。

転移とは、クライエントさんにとっての重要な他者(多くは母親・父親)に本来向けられるべきものが、目の前の分析家に向けられているものと捉えられ、「幼少期に未解決な重要な他者との関係における問題を、分析家との間で再現している」と考えられます。

特にそれら転移感情の中でも、愛情や好意といったポジティブな感情の転移を陽性転移、ネガティブな感情の転移を陰性転移と呼びます。

(公認心理師試験対策標準テキスト:IPSA心理学大学院予備校編著より一部改変し抜粋)

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(文責:福原)

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