前回に続き、予備校生からよくいただくご質問を少しだけシェアしたいと思います。

Q
入試に向けての記述対策はどのようにすれば良いですか？

A
まずは、授業で学んだ心理学の専門用語の説明から始めましょう。毎回の小テストを活用してください。自身でいくつか用語を選び、その意味をノートなどに書いていくのもいいと思います。書かれた説明については、後で見直したり、友人に見てもらったりして、理解できる内容になっているかを確認しましょう。

論述の練習については、過去問に収録されている問題を解くのもいいと思います。ただし、その場合は、自身の志望大学院に限らず、様々な大学院の過去問から問題を引っ張り出してください（解答する分野の偏りを減らすため）。

また、記述問題で見られているのは知識だけではなく、論理的な表現能力です。研究計画の作成には、論理的に文章を構成する能力が求められますので、早いうちから研究計画書に取り組むのも一つだと思います。

統計学は心理学を学ぶ上で欠かせない学問です。また、研究計画書を書く際にも重要になってきます。統計学は数式が多く出てくることから文系の方に敬遠されがちですが、本校では、最初は数式を極力省くなどの工夫をし、文系の方にもわかりやすい統計学の講義を提供しています。

今期の統計学集中講座は5月14・15日（土・日）10時～17時で行います。
2日間で統計学を集中的に学ぶことができます。

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