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人間性心理学②

こんにちは。
暑い日が続いていますが、予備校生のみなさんは勉強、進んでいらっしゃいますか?
今日は、引き続き人間性心理学の理論について少しだけ取り上げます。

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【人間性心理学】

〇ロジャーズの心理療法とその考え方
ロジャーズは、臨床や研究を行う場所や対象とするクライエントが変わるごとに、彼の見方を変化させています。
ロジャーズの共同研究者として有名なのがジェンドリンであり、彼との研究から、体験過程療法を取り入れました。ジェンドリンはフォーカシングという心理療法の技法を考案しましたが、ロジャーズは技法を嫌い、フォーカシングの追及はしませんでした。ロジャーズは「クライエント」という狭い範囲だけではなく、「人間」という広い範囲へその概念を拡大し、最終的にはエンカウンターグループを中心とした紛争地域への世界平和活動へと広げました。

・体験過程
身体感覚を感じる過程のこと。フェルトセンスが感じられている場合、それが変化したり動いていく過程のことで、意識の中に存在することはわかるが、まだはっきりとは概念化できない(がいずれされるかもしれない)もののこと。

・フェストセンス
言葉には表しにくい「今ここ」の身体感覚やイメージなどを指す。

・エンカウンターグループ
ロジャーズは、エンカウンター・グループと呼ばれる集中的グループ体験ができる方法を生み出しました。エンカウンター・グループでは、ファシリテーターと呼ばれる世話人をつけ、口論など不都合なことが起こりそうな時のみ調整する役割をとります。

参考図書:心理系大学院入試&臨床心理士試験のための心理学標準テキスト(編著:IPSA心理学大学院予備校)

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(文責:福原)

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