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当予備校講師の勉強法(代表講師 浅井の場合)

本日から4月が始まりました。大学院の前期入試まで半年を切ったこともあり、本腰を入れて勉強されてらっしゃる方も多いのではないかと思います。

当予備校生のみなさんはご存知かと思いますが、当予備校の講師陣は、現場で公認心理師・臨床心理士としてカウンセリング業務も行っています。したがって、すでに公認心理師・臨床心理士資格を有しており、これらの試験にも合格したわけですが、もちろん、その前には大学院受験にも合格しています。

今回は、その講師陣の勉強方法について以下に記載します。

<当予備校代表講師浅井の場合>

大学院受験の勉強を始めたときには、現在出されている「臨床心理士等心理学系大学院院試&資格試験のための心理学標準テキスト」のようなまとまった書籍はほとんどなかったため、その日に勉強する学習テーマ(たとえば、今日は「うつ病」と「認知行動療法」と「t検定」など、各科目の見出しとなるテーマ)を決めて、心理臨床大事典という1000ページ以上ある事典を図書館で読んだり、それぞれの専門分野に関する書籍を読み漁っていました。とはいえ、読むだけでは力がつかないと思い、簡潔に語句説明できるように「各テーマで扱われる専門用語」を2〜3行以内でまとめる(その専門用語を説明する専門用語を盛り込んで)ことを行い、ノートを作成していました。

当時、受験生のときには家族療法や解決志向アプローチにばかり興味がいっていたので(今も好きですが)、それらの本をたくさん読みたかったのですが、過去問を見ると受験にはあまり出題されていないようだったので、それらを読むのは合格してからのご褒美にして、まんべんなく読んでいたのを覚えています。

英語に関してはどちらかというと得意な方だったので、英文を読む速度を落とさない(速く正確にする)できるだけ英文を読む習慣をつけるために、Atkinson and Hilgard’s Introduction to Psychologyを読んだり、もう少し難しい病跡学の本を読んだりしていました。英単語については、やはり高校英語の英単語を思い出すために、大学受験に使ったような英単語帳を使っていました。

勉強はインプットだけではなく、アウトプットが大切ですが、当時予備校には通っていなかったので、友達と一緒に勉強したり、本を読みながら自分なりに「自分だったらどうするかな」「こういう風になった場合は、どんな対処をするんだろう?」といろいろ想像しながら、勉強していたことを覚えています。

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*Atkinson and Hilgard’s Introduction to Psychology(ヒルガードの心理学):ヒルガードはアメリカの心理学者です。アメリカでは教科書にも使われている本のようです。

*病跡学:主として精神的に傑出した人物(いわゆる天才)の一生や、性格や病気などについて、精神医学的な観点から事例的に研究する学問のことを言います。

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知識を定着させるためにはアウトプット(出力)も大事だと私も日々思います。直接誰かに説明するまでしなくても、SNSに学んだことをまとめて発信したりすると、同じ受験生の勉強の機会につながり、他の人のためにも役に立つかもしれません(そこからまた一緒に学ぶ仲間が増えていくかもしれませんね)。

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