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気分転換法(伊藤講師の場合)

こんにちは。IPSA心理学大学院予備校、講師の伊藤です。

気分転換法というお題ですね。カウンセリングの中でも話題として話すことがあるのですが、自分自身に合った方法を探してもらうことを心がけてもらっています。ABA*に基づくと見つかりやすいかなと思ったりします。

私の場合は、小学校の頃から運動部に所属し、スポーツが好きなことから、身体を動かすことです。今はほぼ毎日ジョギングしています。時間にして、40分〜60分走っています。大切なことは、無理をしないことであまり心拍数を上げないように、気持ちよく走ることです。基本的には家の周りを走るのですが、飽きないように毎回違うコースにしています。

走っている最中は考え事が減り、次第に走ることに集中していきます。マインドフルネスの状態に近いですね。走ることを「めんどうくさい、しんどい」と億劫に感じる人も多いかと思いますが、その気持は走り始めて暫く経つと無くなります。勉強が捗らない、イライラしているとき、気分を変えるために走ってみるのもいいかもしれません。

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勉強中には、身体を大きく動かすことはほとんどありませんよね。長時間同じ姿勢を取り続けることは、身体にも負担がかかるように思います。

勉強や仕事など、何かに取り組む場合には、どう効率よく進めていくかということにフォーカスしがちです。ただ、実はその物事だけではなく、その周辺にも目を向けて視野を広くすることが、良い結果を生み出すという場合も少なくありません。

ジョギングもそうですが、身体を動かすことで気分がすっきりして、結果的にその他のパフォーマンスも向上していくという経験は、みなさんにはありませんか?

どの程度(どのくらいの強度)の運動がよいのか、それは個々人の差があると思いますので、自分にとって最適な方法を見つけられるといいですよね!

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【注釈】ABA*=応用行動分析(Applied Behavior Analysis)の略称のこと。こまかい行動の観察によって生活上望ましい行動を増加させ、問題行動等の望ましくない行動を減少させていく一連のプログラムのことをいう(『臨床心理士等心理系大学院院試&資格試験のための心理学標準テキスト‘19~’20年版』より)。

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