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好きなこと、ワクワクすることは何ですか?①

大阪市内はまだまだ暑い日が続いていますが、みなさん、体調など崩されておりませんか?

当予備校の講師陣も、今のところはほとんどが半袖で過ごしています。

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さて、本日は認知行動療法(行動療法)の用語を、具体例を挙げて少しだけ解説します。

認知行動療法、行動療法や行動分析学の用語については、難解だなと感じる方も少なくないかもしれません。ただ、その中身は実はとてもシンプルで、支援者(例:臨床心理士・公認心理師)・被支援者(例:クライエントさん)どちらにとっても、やさしい(優しい・易しい)方法だと私は考えています。一方、修得するまでには、実際に使うなど、練習が必要です。

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私が「これだ!これが一番しっくりくるし、わかりやすい!」と思った認知行動療法のフレーズに、以下のものがあります(『認知行動療法とブリーフセラピーの接点』より一部を抜粋)。

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『不安の減少という嫌子消失による強化よりも、充実感の経験という好子出現による強化が生じるよう、「何ができたか。それができている自分をどう思うか」という点に焦点を当ててホームワークの振り返りをしました』

*以上、とあるカウンセリングの経過についてまとめているものの一節です。
*「嫌子」、「強化」、「好子」については、おさらいしましょう!

この文脈のメッセージとしては、
『不安(嫌なもの)を減らすことばかりに注目するのではなく、充実感(=ワクワク感:楽しい、達成を感じることなど)が増えていくといいよね!どう?そこに注目してね!そうするうちに快適に過ごせるようになって、症状もいつの間にか去っていくよ!』
というメッセージでもあると、私は受け止めました。

*勢いのある感じで書きましたが、実際のテンポはクライエントさんによって合わせます。

私たちは、こうしたメッセージを言葉だけではなく、いろんなかたちでクライエントさんが受け止めやすいように工夫してお伝えしていきます。実は、ここも心理士や対人援助職の仕事の大切な部分です。

(次回に続く)

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当予備校では、時期に関係なく1年中入学を受け付けています(オンライン受講も可能です)。実際の臨床場面を知っている講師陣が、心理学の知識から英語、研究計画書の書き方まで、みなさまにお教えしております。

まずは資料請求からでもどうぞ!

(文責:福原)

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